小川 和也

名古屋市で暮らしていた、白川村出身の妻と知り合ったことで、白川村を知りました。何度か白川村を訪れ、地域の方とふれあう経験を重ねて、とても楽しく、どこか懐かしい、素敵な所だなという印象を抱きました。
その後、結婚を機に白川村で働かないかというお話をいただき（実は妻の父が、丸正建設の社長なんです）、双方のライフスタイルと将来の子育てのことを考え、移住を決めました。

私は業界未経験者だったため、建設業は「厳しい業界」というイメージがあり、少し怖く不安な面もありました。ですが、会社案内の際に、社長や従業員の方々が気さくに明るくお話してくださり、建設業のイメージが一変。社内の雰囲気にも惹かれ、この会社で働きたいと思いました。なにより実際に現場を見せていただいたことが決定打になりましたね。
和気あいあいと働く従業員の姿や、日常生活の中で当たり前に見ていた構造物や道路ができあがる過程を目の当たりにし、感化させられました。

工務部で現場担当につきました。主に道路維持修繕業務・植栽・清掃業務です。
入社当時は何をするにも初めてのことだったので、通常の2倍3倍の時間がかかってしまい、苦労しました。人力業務では上手な力のかけ方や、身体の使い方ひとつですごく楽になる方法などを上司から教えてもらい、日々学びながら乗り越えました。

業務内容がさまざまで、正直苦手な業務もいまだに多々ありますが、逃げずに何事も挑戦してみることを意識していました。

完全に未経験の状態で入社したため、今までできなかった業務ができるようになったり、上司から仕事を任せてもらえるようになった経験の積み重ねが、自信につながりましたね。
維持業務や補修作業をとおして近隣の方々やお客様から感謝の言葉をいただいたとき、災害箇所を復旧できたり、構造物ができあがっていくときに、大きなやりがいを感じます。

一般的に、土木や建設の業界は休暇が取りにくそうなイメージがあるかもしれませんが、丸正建設は週休二日制です。
メリハリがあり、プライベートの時間がしっかり確保できます。子育て世代や旅行好きなメンバー、村外出身のメンバーが多く在籍しているため、チームで協力し合うことで休暇が取りやすい環境が実現しています。

あとは、上司が優しい。若年層が息子世代だったりするので息子のように可愛がってくれるのも一つです（笑）。その点では10～30代は特に働きやすいのかなと思います。

男性従業員の育児休暇取得・資格取得支援・講演会の参加支援・寮完備……と、さまざまな手当があるため、私のように業界未経験の若手も働きやすいです。
冬季の除雪作業は早朝3：00～のスタートで朝方まで続くのですが、作業終了後は平日休日問わず美味しい朝食も提供してもらえます。個人的には「ニコニコ手当」という、笑顔でいる人に付与される手当がユニークで好きですね。

災害時や緊急対応など県外でも迅速な対応できる「フットワーク」、少数精鋭で培ってきた現場間や従業員間での「協力体制・団結力」です。

また、多くの信頼できる協力会社様によるさまざまな専門分野への「対応力」。資機材面でも豊富な重機や機材バリエーションがあることで、人力作業の機械化が推進している点です。

豊かな自然、地元の方々の優しさ、子育てなどの支援が充実している点が、白川村の魅力です。互いに助け合う「結」の心を、地域住民の方々が大切にしているところも、素晴らしいですね。

白川村に移住してよかったことは、自然豊かな環境下で子育てをしながら生活できること。東海北陸自動車や中部縦貫自動車道などが走っているため、意外と近隣の都市にもアクセスしやすいです。
ただ、夜間営業しているお店がないため緊急時の事前対策が必要な点は、白川村への移住を検討している子育て世代の皆さんにはお伝えしておきたいですね。

苦労面は、冬季の大雪です。美しい雪景色は白川村の魅力のひとつですが、厳しい寒さと、除雪作業は大変。しかし、冬は除雪などで機械作業が増えて運動不足になってしまうので、人力除雪はよい運動になります（笑）。

学歴、経験関係なく誰でも必ず活躍できます。少しでも丸正建設のものづくりに興味が湧いたら、まずはぜひ一度見学してください。共に会社や地域を盛り上げる、仲間になりましょう！